山墾り(竹と山の学校)

    竹は,山と人との間にたって何かやっています。何が起こっているのだろう、何をやっているのだろう。竹と山の声を聞きながら、調べ、学び、動いていきたい。
    2015年,そう考えるところから「竹と山の学校」は始まりました。
    当時のプロジェクトの副題は「斐伊川流域圏で考え、動くための連続環境セミナー」。荒廃竹林問題を出発点として、斐伊川流域の環境保全と生物多様性について上下流市民がともに学び考え、行動への足がかりをつくることで、自然と人との共生共存関係を築きあげていこうとするものです。「竹と山の学校」とその前身である「竹はなぜ放置されるのか」は、特定非営利活動法人さくらおろちの事業としてはじまり、2016年度からは奥出雲山村塾が継承しています。
    また、2019年より「出雲の山墾り」と称し、”環境”をシステム(文字通り言及する主体を含めた全体性)と個(全体と対峙するものであるよりは免疫系の軸としての)から、考え、試し、何かを残し引き継ぐものとして活動中。

    ◉栽培作物について(★…2021年度の栽培予定)
    †.穀物
    ★アマランサス〜赤穂と黄穂の2系統。現在赤穂にしぼりこみ中。鳥の害にあいにくいこと、収穫後に脱っぷの必要性がないことなどの特徴が、小規模栽培にも適している。2016年春より。
    ★タカキビ〜2016年春より。移転集落である林原在来(らしい)。*譲っていただいた家が現奥出雲町内でも最後の栽培者かもしれない。家で育てていたものだが、よそからもらってきたものかもしれないが、先行世代から。少なくとも現在幅広く栽培されている飼料用との交雑もなく異なる種。
    ・モチアワ〜岩手と長野産の2系統でいずれも子実は白。2016年春〜2019年春。2年目から鳥に食べられるようになり、また種子寿命が短い(2年目からは急激に落ちる)こと、焼畑の面積が確保できないこと、などから休止中。
    ・白ヒエ〜岩手系統。2016年春より。脱ぷ、精白の課題あり。ただ、栽培期間中は鳥の害は少なく、種子寿命も長いこと、移植が容易であること、などから優先している種。
    ・ホンリー〜2017年春より。台湾キヌア
    ・陸稲〜2018年にイセヒカリ。2019年にイセヒカリとネリカ。脱ぷの課題あり、2020年は休止。精米機で脱ぷを試みるも、粒がそろわず、破砕するものがほとんど。トーミによる選別をさらに細かくし、重量と粒の大きさのそろったもので行うことと、脱ぷ機を借りることも検討中。ただ機械を使う場合、それなりの量を栽培する必要があり、現状では面積が確保できない。
    ★スペルト小麦〜2作目として。
    ・裸大麦〜2018年秋より。
    ・蕎麦〜八川在来(横田小そば)。2015年夏〜2018年夏。休止中。

    †.根菜
    ・サトイモ〜2018年春より。三刀屋在来
    ★温海カブ〜2015年夏〜2018年夏。
    ・津田カブ〜2015年夏のみ。
    ・オロチ大根〜2015年夏のみ。
    ・サツマイモ〜2016年春より。各種
    ★キクイモ〜2019年春より。

    †.豆
    ★へミツルアズキ〜山形で栽培されていたもの。アズキとついているが、ハタササゲ。
    ・土用豆〜白いえんどう豆。由来不明なれど三沢の農家からわけてもらったもの。中止。
    ・サクラ豆〜えんどう豆。北海道厚沢部由来。
    ★白大豆〜2016年春〜。中生三河島枝豆とふくゆたか。どちらかといえば後者か。
    ★黒大豆〜2019年春〜。ただし別畑にて。赤名黒姫丸。

    †.野菜
    ・トマト(サンティオ)
    ・トマト(ブラジルミニ)
    ★かぼちゃ(かちわり)
    ★ナス(黒小町)
    ・アマトウガラシ
    ・落花生〜2016年春のみ。

    以下は活動履歴です。
    ◉出雲の山墾り〜竹の焼畑2020
    竹の焼畑2020
    この年の火入れは小規模なものを晩春に1回のみ。

    ◉出雲の山墾り〜竹の焼畑2019
    活動の履歴や記録などは下記のリンクからたどれます。
    竹の焼畑2019
    ◆トピックス
    †.6月2日に春焼きをしました。
    森と畑と牛とにレポート:春焼き〜出雲の山墾り,竹の焼畑2019

    †.3月に静岡市で開催された焼畑フォーラムへ参加してきました。
    森と畑と牛とにレポート:静岡で焼畑フォーラム

    ◉竹の焼畑2018
    2018年4月〜2018年12月。島根大学の里山管理研究会、奥出雲町のダムの見える牧場、そして「森と畑と牛と」との共働プロジェクト。活動の予定や告知については以下のリンクをご覧ください。
    竹の焼畑2018
    ◆トピックス
    †.春、秋2回の火入れを行いました。
    †.栽培作物のバリエーションがふえました。陸稲と里芋が新たに加わりました。

    ◉竹の焼き畑2017
    2017年2月〜2018年2月。島根大学の里山管理研究会、奥出雲町のダムの見える牧場、そして新たな団体「森と畑と牛と」との共働プロジェクト。
    ◆トピックス
    †.3月から活動を開始。「春がきた♪野山の手入れ@奥出雲Iwachiの谷」
    †.5月14日に春の火入れが終了、記録はこちら。
    takebu2017_spring
    †.8月6日、そして9月13日に夏の火入れが終了しました。9月までの活動掲示板はこちら。「竹の焼畑2017夏」
    †.10月以降の秋冬活動掲示板はこちら。「竹の焼畑2017秋冬」

    ◉竹の焼き畑2016
    島根大学の里山管理研究会、奥出雲町のダムの見える牧場との共働プロジェクトです!
    ◆トピックス
    †.5月22日に春の火入れが終了、記録はこちら。
    2016haruyakireport
    †.8月6日に夏の火入れ(1回目)が終了、記録はこちら。
    20160806natsuyaki
    †.9月3日に夏の火入れ(2回目)が終了、記録はこちら。
    takeyakihata20160903

    2016-06-01 12.20
    †.アマランサスの成長の記録はこちら。
    Growth of amaranth that are grown in slash-and-burn


    (1)竹の焼き畑2015

    奥出雲・雲南での竹林整備研修と竹の焼き畑研修…4月〜2月に8回以上  研修では整備に携わっている方に計画指導も含めた講習を依頼。②と③の竹の焼き畑は島根大学生物資源 科学部の小池教授の協力を得て実施。①荒廃竹林間伐と枯竹運び出し、消し炭づくり、粉砕機による竹パウダー作り等  ②竹林の環境調査…稈直径、密度、稈齢、植生、整備計画  ③焼き畑研修…整備ボランティアと学習調査

    (2)竹紙づくり

    竹紙づくりとワークショップ……5月〜1月  竹の利活用実践と環境学習として。会場は奥出雲とし、竹林整備とあわせて取り組みたい人、 竹の工芸文化と環境との関係も含めて共感できる方の参加を促す広報・告知活動を行う。 講師:西嶋紀子(萩竹紙工房綵雲主宰)…竹紙づくりの講演会・ワークショップ講師として。①5〜6月:竹採取と漬け込み ②7〜11月:繊維掻き出し、洗浄、蒸煮 ③10〜1月:竹紙づくり

    (3)環境セミナー

    松江市会場での竹と里山の環境セミナー…11月〜2月の間に計3回

      • ぐるぐるまわる環境、経済、そして技術……2月11日(木・祝日)に松江市民活動センターにて開催! ※1月24日開催を大雪のため延期しました。
        午前(10:00〜12:00)

        ガイド…面代真樹(NPO法人さくらおろち)
        展示と報告『竹から紙をつくり、竹の山を焼く冒険』
           体験コーナー:金魚すくいならぬ竹紙すくいにチャレンジ!
        午後(13:30〜15:30)
        講師…有田昭一郎(島根県中山間地域研究センター主席研究員)
        講演『中山間地域は子育ちを支えられるか~家族のための働き方・暮らし方、経済と技術を考える~』

    2016-02-05

     

    講師…板垣貴史(島根大学法文学部准教授)
    講演『見向きされなかった近現代資料(自治会の引継文書など)を住民の手で活用していくために』
    報告…面代真樹
    レポート『中山間地域における人口減少のリアル〜何が失われようとしているのか』

    里山の竹とつきあう技術研修

    ◉2014年度の連続環境セミナー「なぜ竹は放置されるのか?」アーカイブ

    農山村における暮らしと竹の関係(2014年11月14日)

    私たちは森とどのように付き合うべきか〜ラートカウ『木材と文明』を読みながら(2014年11月1日)
    奥出雲での実践!環境民俗学の試み〜エコロジーを問い直す(2014年9月26日)

    竹の焼畑と山林資源の可能性(2015年1月30日)

    竹に驚く日

    映画「竹の焼畑」と竹皮編みWS(2015年1月24日)

    映画「タケヤネの里」と竹皮編みWS(2015年1月25日)

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