出雲の山墾り〜竹の焼畑2019

7シーズン目にあたる奥出雲の「竹の焼畑」、その履歴として残しています。
最新の活動掲示板は直下のリンク先をどうぞ。

■奥出雲山村塾活動掲示板


 


◉schedule
2019年は終了しました。

◉終了履歴
1月12日(土)sec.1 (3名参加。フィールド観察、打合せ、10時〜13時)
1月13日(日)sec.2 (3名参加。フィールド調査、軽作業、10時〜13時)
1月19日(土)sec.3(5名参加。カブの間引き、竹林整備、柵の補修。10時〜13時。8℃〜11℃)
1月20日(日)sec.4(4名参加。カブの間引き、ミーティング)
1月26日(土)→積雪のため中止
1月27日(日)→積雪のため中止
2月2日(土)sec.5(1名参加。竹林整備)
2月9日(土)→雨天中止
2月10日(日)sec.6(2名参加。里山管理研究会のみ。カブの間引き;2h程度)
2月16日(土)sec.7(5名参加。カブの間引き、火入れ地観察;2h程度)
2月18日(月)阿井の竹林にて 13時45分〜17時
2月23日(土)→済:在来作物調査
3月1日(金)→済:在来作物調査(1名:奥出雲町八川、馬木)
3月2日(土)→済:在来作物調査(1名:奥出雲町横田、三沢)
3月9日(土)→済:火入れ地整備:sec.8(島根大学里山管理研究会 2名)
3月9日(土)→済:在来作物調査…森と畑と牛と(3名:奥出雲町横田、三沢、木次町平田)
3月18日(月)→済:在来作物調査…森と畑と牛と(1名:邑南町等)
3月30日(土)→雨天中止
4月13日(土)→済:北広島町・雲月山の山焼きボランティアへ参加 1名
4月13日(土)→済:火入れ地整備:sec.8(11名参加。里山管理研究会のみ)
4月20日(土)→済:畑整備(1名のみ)
4月21日(日)→済:sec.9…(8名参加。里山管理研究会のみ)
4月27日(土)→済:sec.10…(4名参加。播種:サルシファイ、キクイモ)
5月3日(金)草刈り(1名:3時間)
5月4日(土)草刈り(1名:3時間)
5月7日(火)里芋植え、キクイモ植え、草刈り(1名:2時間)
5月8日(水)キクイモ植え、草刈り(1名:2時間)
5月9日(木)ケタ焼き準備、中山状況確認(1名:3時間)
5月10日(金)ケタ焼き(1名:14時30分〜17時30分ー15:50着火〜17:00鎮火、着火時気温25℃、微風)
5月11日(土)→済:sec.11…火入れ地整備(1名、会5名:10:00〜16:00、最高気温28℃)
5月12日(日)ケタ地での播種・草刈り(1名:14:30〜16:30、↑27℃↓10℃)
5月15日(水)ナラ山(火入れ地)整備→中止。ケタ地播種と草刈り1時間
5月18日(土)sec.12…火入れ準備(1名、会7名:10:00〜16:00、最高気温23℃、↓15℃)
5月21日(火)ナラ山(火入れ地)整備
5月25日(土)sec.13…火入れ準備(1名、会3名、:10:00〜16:00、↑33℃↓12℃)
5月26日(日)sec.13…火入れ準備(予:里管6名、塾0名)
6月1日(土)sec.14…火入れ準備(里管3名:10:30〜15:30、塾1名:10:00〜18:30、↑26℃↓10℃)
6月2日(日)春焼き火入れ→春焼き(↑28℃、↓12℃、曇時々晴れ)
6月3日(月)播種、午後2時間程度(↑28℃↓13℃)
6月4日(火)草刈り、播種、午後2時間程度 /↑31℃↓15℃
6月5日(水)播種、午後3時間程度 /↑28℃↓16℃
6月9日(日)→済
6月15日(土)→雨天中止
6月16日(日)
6月18日(火)大豆播種、草刈り /↑26℃↓14℃
6月20日(木)ナラヤマ播種と出芽観察(1名:16:00〜18:30;晴れ/↑28℃↓15℃)
6月22日(土)中山植生観察、北東部伐採竹の積載量確認と再生竹の除伐。火入れ区画について着想(1名:14:00〜16:00;小雨/↑21℃↓15℃)
6月23日(日)→中止
6月25日(火)ハダカムギ脱穀(1名:16:00〜19:00/↑31℃↓12℃)
6月29日(土)sec.19…陸稲苗定植  ↑25℃
7月3日(水)陸稲苗定植、サンティオ定植、再生竹伐採(1名:16:00〜18:00、曇一時雨/↑26℃)
7月7日(土)sec.20…  陸稲苗定植、ナラ山草刈り、ケタ地草刈り(1名:14:40〜17:20、晴れのち曇/↑27℃)
7月13日(土)sec.21…  ナラ山草取り、中山タンク設置部草刈り、2年畑草刈り、ケタ地草刈り(1名:9:50〜15:00、小雨/↑25℃)、春焼地アワ等移植(4名:11:30〜13:30/)
7月20日(土)→雨天中止(小雨/↑24℃)
7月22日(月)2年畑草刈り(1名:15:00〜17:30、曇ときどき晴/↑27℃)
7月27日(土)2年畑草刈り(1名:16:00〜17:50、晴/↑33℃)
7月28日(日)2年畑草刈り、ナラ山草抜き(1名:11:00〜13:00、曇ときどき晴、のち雷雨/↑31℃)
8月2日(金)→ケタ地草刈り(16時〜17時/)
8月3日(土)→中止
8月11日(日)草刈り(1名:午前2h、夕方2h/↑35℃)
8月18日(日)草刈り(1名:15:00〜18:00、曇/↑29℃)
8月24日(土)状況記録 草刈り(1名:10:10〜12:50、晴れ/↑28℃)
8月31日(土)草刈り(1名:14:00〜17:00,晴れ/↑28℃↓18℃)
9月7日(土)→炎暑中止
9月8日(日)草刈り(1名:10:30〜13:30,晴れ時々曇り/↑35℃↓22℃)
9月13日(金)火入れ、草取り(火入れ2名:10:30〜14:30,晴れ/↑28℃↓18℃)
9月20日(金)草取り(1名:14:30〜15:30,曇り/↑25℃↓11℃)
10月10日(木)
10月19日(土)
11月16日(土)大豆・麦畑の手入れ、タマネギ苗植え、ナラヤマ観察等(1名:11:30〜16:00,晴れ/↑19℃↓6℃)
12月5日(木) →中止

◉趣旨
†.「出雲の山墾り〜竹の焼畑2019」は、人が見向きしなくなることで荒廃してしまった山野を切り開き、究極の循環農法としての焼畑によって、再生させる活動です。人口減少下の中山間地の環境保全・国土保全のための手法開発の実験でもあります。
†.今年で5年めとなる取組は、島根大学の学生グループである里山管理研究会、奥出雲の団体である奥出雲山村塾、森と畑と牛と、放牧酪農を行うフィールド提供者・ダムの見える牧場、の5者を中心とする、複数の団体や研究グループが共同する事業です。メンバーは県外からの参加者や歴史や生態学の研究者などバラエティにとみ刺激的です。
◉山墾り
やまはり、と読みます。開墾の墾をはるとよむのです。万葉集の時代にまでさかのぼる古語ではありますが、今の時代にあっても身に染み入る語感を有しています。
「開墾は藪を刈り払って墾す時に」とは、吉野せい『洟をたらした神』に収められた「春」の一節。はるとは、払、遙、原、そして春の語幹となっているように、はらいのけてはるかにみわたせるようになることの義をもちます。

 

◉集合場所
ダムの見える牧場(島根県仁多郡奥出雲町佐白529-1;下の案内図参照)に集合。基本は10時〜15時(季節や天候による前後あり)。午後のみ、午前のみの日もあります。時間帯内の1〜2時間だけでも参加はできます。

◉持ち物・服装など
・水分補給用水筒やペットボトル等
・昼食(午前のみ午後のみの方は不要:お弁当、おにぎりなど)
・長袖と頭髪を覆うバンダナや帽子、タオル等(肌と頭部が隠れる服装)
・斜面でも滑りにくく歩きやすい靴や長靴
・手袋や軍手など手を保護するもの

(以下はある人は持参いただけるとよいです。こちらでも用意はあります)
・ノコギリ、ナタ(モウソウチ、低灌木伐採)
・ヘルメット

◉参加希望者記入事項
※氏名
住所
※連絡先(メールアドレス、電話番号)
※参加希望日、希望時間
メッセージ(質問、やりたいこと、できること、できないことなど)
以上をご記入の上、森と畑と牛との問い合わせフォームから送信ください。遅くとも2日以内に返信いたします。※は必須項目です。
【森と畑と牛と】

お問合せ・お申込は以FAXでも受け付けています。
fax 0852-35-5139


●案内図(初めて来る人へ)
yakihataplace201606

 

「出雲の山墾り〜竹の焼畑2019」への5件のフィードバック

  1. 初めまして、東京在住の主婦です。私事主旨が違うかもしれませんがご相談を送信させていただきます
    転勤を経て東京に住み12年になります。実家が出雲にあり両親が他界し空家状態が数年続き、家や草刈り手入れなどシルバーさんや親戚に依頼するなどで過ごしております。田舎の山林の手入れについては生涯の悩みであり有効活用を考えるにも主婦であり、遠隔地では限界があり先にすすまない現状です。先日古墳調査に専門家が立ち入るとの話しもありましたがどうなったか…。ネットで調べましたら、こちら様のホームへ着きました。ボランティア等で竹焼き等を募集し活動されているようですが個人の山林にてそのような活動をおこすことは可能でしょうか。環境事業にちからを入れておられる企業様もいらっしゃいます。竹を処分、燃やすだけでなくペーパーや茶せん等ばっ採後はいろんな使い方はあると思いますが、私の年齢では会社をおこすとかの考えはございませんので活用はしていただいても構わないと思っています。竹林の処分につながる方法をお聞きしたく問い合わせさせていただきました。なにか方法がございましたらよろしくお願いいたします。

  2. 奥出雲山村塾の面代です。
    上の件、なにより、コメントありがとうございます。
    山林の手入れは、”自然”が相手ですので、普通の手法があまり役に立ちません。
    普通の手法って何か?
    普段どおり、家庭であれ会社であれ趣味であれ、やや複雑なものごとを遂行するのに用いられるやり方です。
    頭を使うやり方ともいえます。これ、ちょっと不親切な言い方です。しつこくいうことをお許しいただきつつ、重ねて言えば、次のようになります。
    ……どんなものごとでも人は頭を使ってやっているはずなので、ここでいう頭を使うというのは、「使わない」と思われているのと逆のものだと。換言すれば、頭を使っているという負担感があるのが頭を使っている。使っている感じがしないほどに自動的(あるいは機会的)にものごとが進むのが頭を使わないやり方。
    迷ったり決めかねたりすることに、頭を使うのです。
    なぜ、頭が迷うのかといえば、「選択」をせまられるからです。
    これは、いくつかの方法・メニューが選択肢としてセットアップされていて、自分の手持ちの資源と比較考量しながら、それらを組み合わせりしての取捨選択というやり方を、頭がしようとするからです。
    さて、このややこしいお話が言わんとしていることが、そうとうやっかいなことがここで見えてきます。
    山林の手入れには、こうしたやり方が役に立たないと、そう申し上げているわけなので。
    何を馬鹿なと思われる人もいる、というか大半だと思われますが、ならばなぜ、日本の山林(の多く)はこうも荒れ果ててしまっているのでしょう。「これこそが正しいやり方だ」と少なからぬ人が問題を提起し、手法も提言し、実践も少なからず重ね、幾多の労苦があるにもかかわらず、です。

    だから、こそ。
    できればもっと根っこのところ、せめてもう少し深いところから、対処してみませんか、というのが奥出雲山村塾の提案なのです。
    とはいえ、これではせっかくのお問合せにこたえたことになりませんので、いくばくかを弥縫的に補いつつ、つづきは別な機会にと思います。

    さて、で、どうするかです。頭を使ってだめなら身体で考えてみるのだとばかり、いきあたりばったりにまず山に入る、というわけでもなく、いくつかの選択肢は存在し、計画をもって取り組むのではありますが、場面状況による対応・変更というものが、えらくでかいものであります。以下は、そうしたこと前提での話半分くらいの回答になります。

    ◆自分が知っている限りでは、こうした場合、山林の管理を山守さん(いわば山林管理の個人事業主)に依頼されていることが多い。山守さんは森林組合や事業体のOBで高齢の方が大半ですが、なかには若い方もおられます。個人というのがポイントです。

    ◆個人の山林であっても、環境保全などの活動の場とすることはできますし、いくつかの補助事業もあります。たとえばですが。島根県の場合、水と緑の森づくり税を財源とした事業があります。
    https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/ringyo/mizumori/mizumori/
    また、取り組まれている個人山主の方が多いのが、国の事業ですが「森林・山村多面的機能発揮対策事業」です。3名以上の活動グループであることが最低条件です。
    https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/ringyo/mizumori/tamenteki/
    いずれにしても、所有は個人でも活動は団体というのが条件ですが、団体というのも定款まで用意していないといけないものから、名簿と計画書があればよしとするものなど幅があります。

    ◆竹林管理について
     すぱっとした回答はないですが、「切って片付ける」ところまでは同じです。切った竹をどうするか、ですが、できるだけ移動させずにすむことを選ぶべきというのが概論です。当方のおすすめは焼いて消炭にすること、です。消炭は山林管理にも使えます。

    長くなりますので、とりあえずはこんなところで。

  3. 初めまして、東京在住の主婦です。私事主旨が違うかもしれませんがご相談を送信させていただきます
    転勤を経て東京に住み12年になります。実家が出雲にあり両親が他界し空家状態が数年続き、家や草刈り手入れなどシルバーさんや親戚に依頼するなどで過ごしております。田舎の山林の手入れについては生涯の悩みであり有効活用を考えるにも主婦であり、遠隔地では限界があり先にすすまない現状です。先日古墳調査に専門家が立ち入るとの話しもありましたがどうなったか…。ネットで調べましたら、こちら様のホームへ着きました。ボランティア等で竹焼き等を募集し活動されているようですが個人の山林にてそのような活動をおこすことは可能でしょうか。環境事業にちからを入れておられる企業様もいらっしゃいます。竹を処分、燃やすだけでなくペーパーや茶せん等ばっ採後はいろんな使い方はあると思いますが、私の年齢では会社をおこすとかの考えはございませんので活用はしていただいても構わないと思っています。竹林の処分につながる方法をお聞きしたく問い合わせさせていただきました。なにか方法がございましたらよろしくお願いいたします。
    ★数日前に送信させていただきました同文ですが登録メールに認証してくださいと受信ありました。何をするのか、わからず再送いたしました

  4. お返事ありがとうございました。再送させていただいたばかりでお返事を見つけました。ゆっくり拝読させていたはだきます

  5. omojiro より:

    「登録メール認証」は、コメント欄に新たな書き込みがあった場合にメールでお知らせするためのもの、のはずです。
    わかりにくかったと思いますので、近々に改善しておきます。
    また、お返事もわかりにくいとおもいますが、公開の場ということもありますので、より具体的な質問であれば、問合せフォームをご利用ください。
    姉妹サイト、森と畑と牛と の中にあります(下のアドレス)。
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