竹の焼畑2018

竹の焼畑は、自然再生・環境保全の活動として位置づけられる、ボランティア主体の事業です。人が見向きしなくなることで荒廃してしまった山林を切り開き、究極の循環農法である焼畑によって、再生させようという活動を展開して4年目が「竹の焼畑2018」でした。

◆活動履歴
案内の掲示板として使ったものですが、こちらを参照ください。
竹の焼畑2018
2018年4月7日〜2019年3月9日にかけて、60日の活動日があり、のべ240名が参加しました。うち約75名、3割ほどが奥出雲山村塾関係の参加です。約7割は島根大学里山管理研究会とそのOB。

◆トピックス
†.春、秋2回の火入れを行いました。
レポートPDFはこちらからダウンロードできます。
【竹の焼畑2018-春焼火入れ】

【竹の焼畑2018-秋焼火入れ】

†.焼畑フォーラムin静岡に参加しました。姉妹団体「森と畑と牛と」として活動の発表と冊子を販売。簡易レポートはこちら。
静岡で焼畑フォーラム(森と畑と牛と)

†.栽培作物のバリエーションがふえています。試験的段階のものが大半ですが、アマランサスとタカキビについては安定した栽培生産まであと一息というところです。

◉穀物系
・アマランサス〜赤穂と黄穂の2系統。現在赤穂にしぼりこみ中。
・モチアワ〜岩手と長野産の2系統でいずれも白。
・白ヒエ〜岩手系統→2019年の重点。Japanese millet.
・タカキビ〜地元の林原在来
・ホンリー〜台湾キヌア
・陸稲〜2018年はイセヒカリ。2019年は亀治(おかぼうるち)の予定。
・スペルト小麦〜2作目として試験中。
・蕎麦〜八川在来(横田小そば)

◉根菜系
・サツマイモ〜各種
・サトイモ〜三刀屋在来

◉豆系
・へミツルアズキ〜山形で栽培されていたもの。アズキとついているが、ハタササゲ。
・土用豆〜白いえんどう豆。由来不明なれど三沢の農家からわけてもらったもの。
・サクラ豆〜えんどう豆。北海道厚沢部由来。
・大豆〜中生三河島枝豆.(2019年からは黒大豆へ)

◉野菜系
・温海カブ
・津田カブ
・オロチ大根
・トマト〜サンティオ
・落花生