出雲の山墾り〜竹の焼畑 2024

10年目に入った「竹の焼畑」。奥出雲町佐白のダムの見える牧場の未開拓地たる荒廃竹林を伐開し、火を入れ、畑で雑穀などを栽培しながら植生遷移を観察しつつ山仕事をすること。……というのが主なところです。ここは、その日程などを告知するページ。よろしくお願いいたします。


◉あれこれ予定日 schedule

春はすぐそこ、とはいえ冬は冬。竹を切り、藪を払い、道を整え、あれやこれも。ただ、のんびりと、進みます。暖かな陽射しがある日もあります。まずは遊びにきてください。

2024年
3月3日(日)時刻未定:竹の伐倒と運搬など。
3月5日(火)13:30〜17:00:竹の伐倒と運搬など。天候など条件がよければ、古竹を積んで消炭づくりをします。
3月15日(金)19:00〜21:30:寺子屋あわい堂2024巻の2「語りの始原へ〜柳田、折口、漱石、ハーン、それぞれの出雲を緒として」*参加費2300円(1ドリンク+軽食含む)
3月19日(火)時刻未定:竹の伐採運搬など。
3月23日(土)〜24(日)滋賀県長浜市の余呉ウッディパル・森林文化交流センターで開催の焼畑フォーラム
原則として出雲の山墾りへの参加経験者のみ。参加費は無料。食事・宿泊費は別途。現地集合解散。
詳細はお問合せください。

☆美保関周辺民俗調査(布、運搬)…月曜日、火曜日を候補日として
☆図書館地域資料整理…水曜日を候補日として(雲南市内図書館)


◉参加申し込み欄

氏名、メールアドレスは必須です。
ご質問などはメセージ欄に。やりたいこと、できること、できないことなど、ご自由にお気軽に。
遅くとも2日以内に返信いたします。

    なお、送信がうまくできないという方へ。【森と畑と牛と】の方でお試しください。
    また、お問合せ・お申込はFAXでも受け付けています。
    fax 618-8921-4124


    ◉集合場所
    予定日の欄に特記ない場合は、ダムの見える牧場になります。
    ダムの見える牧場:島根県仁多郡奥出雲町佐白529-1(下の方に地図あり)。予定時間帯内の1〜2時間だけでも参加はできます。

    ◉持ち物・服装など
    ・長袖と頭部を覆うバンダナや帽子、タオル等(肌と頭部が隠れる服装)とレインウェア(雨風をしのげるもの)
    ・斜面でも滑りにくく歩きやすい靴や長靴
    ・手袋や軍手など手を保護するもの
    ・水分補給用水筒やペットボトル等
    ・夏期には虫除け(携帯用蚊取り線香、スプレーなど…)。
    ※夏季はかなり汗をかきますが、疲れたら木陰でひとやすみ。着替えはほぼ必須です。また竹を運んだりすると泥などでかなり汚れます。手袋(できれば革製。大きめのもので二重にするなどでもOK)などは濡れること前提で複数用意し、ゴム手袋が一組あると役立ちます。

    ※以下はある人は持参いただけるとよいです。こちらでも用意はあります。
    ・ノコギリ、ナタ(モウソウチク、低灌木伐採)
    ・ヘルメット

    ◉参加費
    特に記載がない場合、無料です。

    ◉内容
    以下のものの中で適宜行います。
    1.放棄竹林の伐開……竹の伐採、運搬、消炭づくりなど。複合林あるいは草地への転換、または気持よい竹林に生まれ変わらせるためのいろいろ。森づくりでもあります。
    2.森の声を聞く……「竹切っていいかあ」「火入れていいかあ」。森の声を聞くという観察の時間。めざすところは野外博物館。自然がめぐり、風と虫と鳥と牛と人と水が、協調しながらつくる、多様性に満ち満ちた「谷」をつくっていきます。
    3.火入れへむけてのこと……年に1〜2回、火入れをする山野の整備です。材の伏せ込み(竹や木の枝などを積み増しします)や防火帯づくりなど。水をタンクにためたり、ホースをまわしたりなどいろいろ。
    4.火入れ……山に積んだ材に火を放ち延焼させます。きたる2023年は春に1回、夏に1回を予定しています。見学や調査も受け入れています。
    5.焼畑作物を育てる……育てるというよりは見守ること。焼畑は基本的には畝立てもなにもしません。草をぬいたり、牛が畑に入らないような柵をもうけたり、間引きしたりということ。
    6.収獲する・食べる……実験的な活動ですので、多種多品目栽培です。穀類、野菜類を育てますので、収獲後の脱穀選別調整や料理の試作なども。
    7.野山のごちそういただきます……自生する木の実や山菜などを、観察しながら採取します。
    8.竹を使ったあれこれ……紙をつくったり、竹筒を火にかけておいしいものをつくって食べたり。器づくりや箸づくりなども。
    9.地域の食文化調査としての、聞き書き調査。その他民俗・歴史・文化の調査と関連ボランティアなど。

    ※天候不順の場合、中止または屋内での活動となります。

    ◉フィールド見取図
    mitori202304

     


    ●案内図

    ◉終了履歴

    1月4日(木)sec.1-1……竹林伐開;1名、15:00〜17:00、曇り↑9℃↓7℃
    1月5日(金)sec.1-2……竹林伐開;1名、14:20〜16:20、晴れ↑14℃↓12℃
    1月14日(日)sec.1-3……竹林伐開;1名、14:10〜17:10、晴れ↑12℃↓9℃
    2月4日(日)sec.1-4……竹林伐開;1名、15:20〜17:20、晴れ↑9℃↓8℃
    2月9日(金)sec.1-5……竹林伐開・菊芋堀り;1名、15:40〜17:20、晴れ↑10℃↓7℃
    2月12日(月)sec.2-1……竹林伐開・遷移地除伐;1名、13:40〜17:10、晴れ↑11℃↓8℃
    2月16日(金)sec.2-2……竹林伐開;1名、15:50〜17:30、晴れ↑6℃↓5℃
    2月17日(土)「森を育て、残す技術」伐木・集材〜奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクト実践研修;14名(うち本プログラム系2名)、9:00〜15:30:晴れ

    ◉趣旨
    †.「出雲の山墾り〜竹の焼畑2024」は、荒廃した山野を、焼畑をはじめとした生態系管理手法によって再生させようという活動です。人口減少下の中山間地の環境保全・国土保全のための手法開発の実験でもあります。
    †.今年で9年めとなる取組は、島根大学の学生グループである里山管理研究会、奥出雲の団体である奥出雲山村塾、森と畑と牛と、放牧酪農を行うフィールド提供者・ダムの見える牧場、の5者を中心とする、複数の団体や研究グループが共同して取り組む事業です。メンバーは、庭師、農家、大工、また県外からの参加者や歴史学・生態学の研究者も交え、バラエティにとんで面白い集まりです。

    ◉山墾り
    やまはり、と読みます。開墾の墾をはるとよむのです。万葉集の時代にまでさかのぼる古語ではありますが、今の時代にあっても身に染み入る語感を有しています。
    「開墾は藪を刈り払って墾す時に」とは、吉野せい『洟をたらした神』に収められた「春」の一節。はるとは、払、遙、原、そして春の語幹となっているように、はらいのけてはるかにみわたせるようになることの義をもちます。

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