奥出雲山村塾

●山ひだをぬうように農地と森林がひろがる奥出雲の山村地帯。数千年にわたる水循環と表土の形成は、人為による撹乱とも協調しながら、多様性に満ちた豊かな大地と清々しい風をもたらしてきた。村を破らず川を荒らさず山を荒らさず真の文明を築き上げてきた先人の営為には、万感横溢するを禁じ得ない。
●現在、地域固有の在来作物や採集草木利用ならびにそれと連なる民俗文化はまさに消滅しようとしている。爺さんはいう「そういうことを知っとる婆さんらはみんないなくなった」。千年を超える時と営為が培ってきた叢書的体系は朽ちていくのだろう。危機を叫び立て直しを煽る向きもあるだろうが、私たちは与しない。感謝を忘れず、備えを整えていかねばならぬ。日々の暮らしのなかで。
●生命現象における死は再生と同じ地平にある。より存在する為に複雑、多様化しつつ、時にはそれを捨てる。森は、殺したり殺されたり食べたり食べられたりしながら、精妙な共生の場をつくる力をもっている。人は、牛を飼い畑をつくることを通して森の生命場とつながりうる。
●私たちは、ひとつの文明の滅びのなかから、創出の道を見出し歩もうと思う。山村が個体としての「死」を迎えるのならば、千年の伝統の倒壊は、老大木の倒壊が新たな実生の床となるように、新たな生のはじまりを用意しうる。
●大きな死と小さな無数の生の結節点にある私たちは、残されたものを見つけ集め験することからはじめる。その意味で、この塾は、学びと探究の場であると同時に創造の場である。
●…なんてね。

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●団体概要
代表者 面代真樹
所在地 島根県雲南市木次町里方331−1

□目的
奥出雲の山村における生活文化と技術の継承と振興をはかり、もって日本文化と地域社会の発展に資することを目的とします。

□事業内容
1. 焼畑の技術及び在来作物の研究、調査、記録、実践及びそれらに関する教材、資料の作成
2. 奥出雲地方を中心とした中国地方の民俗文化の調査
3. 森林草原の環境資源の研究と利用技術の開発
4. 奥出雲地方の古民家、建築、景観の保全と活用
5. 焼畑作業の支援及び研修会の実施
6. 民俗文化・伝統農法・地域の食文化に関する地域間及び国際交流
7. 民俗文化・伝統農法・地域の食文化に関する研修旅行の企画及び実施
8. 上記の事業に関する広報、出版、情報交換、相談及び助言
9. 地域の民俗文化の保全に携わる他の諸団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は支援
10. 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

●参加者募集中
活動ごとにクラブをなんとなくつくっています。自由と自律がmotto。数字は上の事業内容との関連をさしています。
・出雲の山墾り……1,3,5,8,10
・地域研究……1,2,3,4,6,8,9,10
・オリゼ山部……10にあたりますが、カフェ・オリゼと協同して行うものです。

2019年1月現在、入会資格、会費は特段に設けていません。ページ一番下のフォームよりお申込みください。代表の面代からのメール返信による承諾と会員証(郵送)の発行をもっての入部となります。
★姉妹団体ともいえる「森と畑と牛と」の活動と重なるところ大です。こちらもご参照くださいませ。
参照:森と畑と牛と

【入会申込事項(※は必須です)】
希望クラブ名※
お名前※
住所
連絡先※(メールアドレスまたは電話番号)
入部の動機・奥出雲山村塾に期待すること

●お問合せや参加希望は下記フォームからどうぞ。詳しい内容を返信・回答いたします。

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