出雲の山墾り〜竹の焼畑2020

    2021年の活動計画は立案中ですが、1月からスタートしています。
    日々の活動についてはこちら↓

    出雲の山墾り〜竹の焼畑2021

    【出雲の山墾りの背景について】
    ◉目的
    ・失われつつある伝統農法の再生を通して得られる知見・経験・データを基に、ローカルなアグロフォレストリー(農林複合経営)を築き上げること。
    ・また、持続可能性と未来像をだれもがもてる環境保全活動のモデルとして、自発性・創発性・協同性の発現を推進する活動体を築き上げること。
    ・「教育・研究・市民活動」を入口として「もりとはたけとうしのがっこう」を共催しながら、出口として上記を視野にいれた経営を試行する。
    ◉火入れ地について
    ・奥出雲町佐白地内にある「ダムの見える牧場」の牧場開拓地をメインのフィールドとし、少しずつ小さな灯をわけていければと願っています。尾原ダム建設のために集落移転となったエリアにあたり、建設残土が運び込まれた地でもあります。
    ◉日程概要(計画)
    ★フィールド活動(2020/08/02改訂)
    1月〜5月:火入れ地整備、準備、伐竹。2年畑、3年畑の手入れ。伐採火入れ後の林縁部整備。
    6〜10月:火入れ地整備、火入、播種、火入れ地栽培と植生管理(草刈り、間引き等)、種取り。
    9月〜10月:火入れ、作物の収穫、乾燥、脱穀。
    11月〜12月:脱穀、調製。根菜類の収穫。
    ★調査活動
    随時。
    ★遠征研修など
    3月〜4月:春の山焼き(草原火入れ)…広島の雲月山→新型コロナウィルスの影響で中止。鳥取の蒜山→悪天候(強風)により当日中止(現地見学のみとなる)。

    【趣旨・経緯】
    ◉2014年度の「なぜ竹は放置されるのか――斐伊川流域圏で考え動くための連続環境セミナー」、2015年度の「竹と山の学校――斐伊川流域圏で考え動くための連続環境セミナー」が出発点である。NPO法人さくらおろちの事業として実施された。ここでいう「流域圏」とは第三次全国総合開発計画の理念を起原にもち、斐伊川流域圏においては、尾原ダム建設とともに複数の運動が交響する場が生まれていた。その可能性の幾筋かが、この事業にも流れている。※三全総と尾原ダム建設については、河川行政に関するオーラルヒストリー実行委員会編,2009『河川オーラルヒストリーー斐伊川・神戸川流域治水事業』(日本河川協会)をはじめに参照するとよい資料としてあげておく。

    ◉6年目を迎える事業は、2020年も基本的な枠組みは変わりませんが、実施主体は次のような構成となっている。
    ・奥出雲山村塾……NPO法人さくらおろちから事業を継承する形で任意団体として統括。代表:面代真樹。
    ・島根大学学生有志とOB……大学公認サークルとしての「里山管理研究会」とそのOB。
    ・森と畑と牛と……焼畑地を生態系としてみた管理と生産販売面を支援。取材と出版物の編集。
    ・ダムの見える牧場、木次乳業……フィールド提供。設備等貸与。
    ・ボランティア参加市民、地域の方々。

    【今年の栽培予定】
    ◉穀物
    ・タカキビ〜フィールドに隣接していた林原(移転集落)在来。
    ・アマランサス〜長野県松本からの系統から選抜し焼畑・山畑に適応した種に育成途中。
    ・モチアワ〜岩手と長野産の2系統でいずれも白。今年は発芽率がほぼ0に達したため停止。次年度以降は種子選択から仕切り直し。
    ・白ヒエ;休止中〜岩手系統。
    ・陸稲;休止中〜育苗が課題。ハウスを借りるなど必要。
    ・スペルト小麦
    ・裸大麦
    ・蕎麦〜八川在来(横田小そば);休止中

    ◉根菜
    ・サトイモ〜三刀屋在来
    ・菊芋
    ・カブ
    ・パープルサルシファイ

    ◉豆
    ・へミツルアズキ〜山形で栽培されていたもの。アズキとついているが、ハタササゲ。
    ・土用豆;休止中
    ・サクラ豆〜えんどう豆。北海道厚沢部由来。
    ・黒大豆〜赤名黒姫丸(固定種)
    ・白大豆

    ◉野菜
    ・トマト〜(サンティオ、ブラジルミニ)
    ・ナス〜黒小町
    ・アマトウガラシ;昨年種取りしたものが発芽せず中止
    ・高菜
    ・じゃがいも
    ・かぼちゃ
    ・たまねぎ

    ◉半栽培で採取
    ・ミョウガ
    ・ミツバ
    ・タケノコ(孟宗竹、淡竹)
    ・タラの芽
    ・ノアズキ(ツルアズキ)

    P13106467月22日のアマランサス(6月火入れ地)

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