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出雲の山墾り〜竹の焼畑2021

7シーズン目に入った奥出雲の「竹の焼畑」。竹とは不思議な生き物だなあと改めて思います。そう思いません?
さて、この活動なるものは、奥出雲町佐白のダムの見える牧場の未開拓地たる荒廃竹林を伐開し、火入れ、畑で雑穀などを栽培しながら植生遷移を観察しつつ山仕事をすること。……というのが主なところです。ここは、その日程などを告知するページ。よろしくお願いいたします。活動名称を一昨年から「出雲の山墾り」としています。焼畑関連が主とはいえ、一見はみ出ているようなことも含んでいます。


◉次回の活動予定日 schedule

3月29日(月)or3月30日(火)…地カブ調査(菜の花を探して)

※内容は天候などによって適宜決めていきます。また、時間未定です。お問合せください

★春です。竹山ではそろそろ筍がとれるようになります。山墾りは火入れへ向けて竹の整理を中心に、畑や山の道の整備など。
★初心者歓迎。

◉集合場所
ダムの見える牧場(島根県仁多郡奥出雲町佐白529-1;下の案内図参照)に集合。時間帯は予定日をご覧ください。ただし終日活動の日もありますし、時間帯内の1〜2時間だけでも参加はできます。

◉持ち物・服装など
※冬季でも動くとけっこう汗をかきます。通常のレインウェア+αを用意して、現地で適宜調整してください。また竹を運んだりすると泥などでかなり汚れます。手袋(できれば革製。大きめのもので二重にするなどでもOK)などは濡れること前提で複数用意し、ゴム手袋が一組あると役立ちます。
・長袖と頭部を覆うバンダナや帽子、タオル等(肌と頭部が隠れる服装)とレインウェア(雨風をしのげるもの)
・斜面でも滑りにくく歩きやすい靴や長靴
・手袋や軍手など手を保護するもの
・水分補給用水筒やペットボトル等
・夏期には虫除け(携帯用蚊取り線香、スプレーなど…)。

※以下はある人は持参いただけるとよいです。こちらでも用意はあります)
・ノコギリ、ナタ(モウソウチク、低灌木伐採)
・ヘルメット

◉参加希望者記入事項
※氏名
住所
※連絡先(メールアドレス、電話番号)
※参加希望日
メッセージ(質問、やりたいこと、できること、できないことなど)
以上をご記入の上、下の問い合わせフォームから送信ください。遅くとも2日以内に返信いたします。※は必須項目です

    なお、送信がうまくできないという方へ。【森と畑と牛と】の方でお試しください。
    また、お問合せ・お申込はFAXでも受け付けています。
    fax 0852-35-5139


    ●案内図(初めて来る人へ)
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    ◉終了履歴
    1月7日(日)竹林整備(伐倒・整理)と菊芋掘り;1名。14:00〜17:30、曇り↑12℃↓10℃
    1月13日(土)竹林整備(伐倒・整理)と菊芋掘り;1名。15:00〜18:00、晴れ↑18℃↓13℃
    1月16日(火)竹林整備(伐倒・整理);1名。15:00〜17:30、曇り↑4℃↓3℃
    2月19日(金)消炭づくり準備(雪かき等);2名。14:30〜17:30、晴れ
    2月20日(土)消炭づくり(春焼き予定地防火帯区);3名。9:30〜18:30、晴れ
    3月8日(月)→中止
    3月13日(土)→中止
    3月20日(土)→中止

    ◉趣旨
    †.「出雲の山墾り〜竹の焼畑2021」は、人が見向きしなくなることで荒廃してしまった山野を切り開き、生態系管理手法のひとつとしての焼畑によって、再生させようという活動です。人口減少下の中山間地の環境保全・国土保全のための手法開発の実験でもあります。
    †.今年で7年めとなる取組は、島根大学の学生グループである里山管理研究会、奥出雲の団体である奥出雲山村塾、森と畑と牛と、放牧酪農を行うフィールド提供者・ダムの見える牧場、の5者を中心とする、複数の団体や研究グループが共同する事業です。メンバーは県外からの参加者や歴史や生態学の研究者などバラエティにとみ刺激的です。
    ◉山墾り
    やまはり、と読みます。開墾の墾をはるとよむのです。万葉集の時代にまでさかのぼる古語ではありますが、今の時代にあっても身に染み入る語感を有しています。
    「開墾は藪を刈り払って墾す時に」とは、吉野せい『洟をたらした神』に収められた「春」の一節。はるとは、払、遙、原、そして春の語幹となっているように、はらいのけてはるかにみわたせるようになることの義をもちます。

    みざわの館林地での竹林整備研修

    まとめはいずれ。……3月31日までには必ず。
    ●竹の生態について
    ……わからないことが多かった。研究が進んだのは近年。とはいえ不明なところは多い。山林の利用が変化している中での竹の拡大、荒廃という問題。「つきあう」というスタンスが大事だと思う。その場しのぎ、目の前のことしか考えないというのは、なにかことをし損じるのではないか。
    ……整備指針はお配りしたものが参考になる(抜粋集)。森林組内など団体組織で取り組むのではなく、個人で自分の山に手をつけられるのであれば、まず健康な状態に戻していくこと。拡大したものを小さくするという考え。孟宗竹であれば、タケノコ生産林として残すということ。自家用とおすそわけくらいができるように。
    ……タケノコについて。買い取ってくれるところもあるようだ。軽トラ3杯くらいとれれば。
    ……いつ切ればいいか→荒廃した竹林の最初の一歩は「手間がとれる時」「いつでも」というのが基本。おすすめは12月〜2月。雪が積もっているくらいがいい。理由として消し炭がつくりやすい。荒廃竹林では枯竹が大量に出る。燃やすのにいいのはこの時期。乾いているので燃えやすいのと、延焼しにくい。地面がつねに湿っているので。
    ……外に拡大しているとき、いちばん外の竹を切ることも重要だが、内部の3歳以上の竹を切ることで、内部での新竹の芽を出させることで、エネルギーを外に向けさせないことも重要。これも「バランス」を考えること。
    ……竹はクローニー植物。遺伝子レベルでみれば、竹林ひとつがひとつの生命体(個体)である。全体で生存最適を目指している。しかも60年〜100年単位で。1本1本をみるのでなく、全体をみて、少なくとも30年以上のスパンでつきあうことを提案したい。いま不要だからといって、30年後も同じだとは限らない。想像力をめぐらせてみましょう。

    ●チェーンソーの目立て
    ……ベテラン。よく使っている人でも知っていないこと、間違っていることが多い。

    ●伐倒について
    ……角度を最初に決める方法がいま主流。
    ……チャップスの着用が義務づけられた。
    ……突っ込み切りについて。

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    ●チェーンソー目立て講習

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    竹炭からできるものへの妄想と希望と〜その1

    さくらおろちblogに書いたものを転載しつつ、補足していくために。
    まず、これらのことは「奥出雲山村まるごと体験」の中でも「体験」できますよ〜ということですね。

    さて、本題。写真は、みざわの館にある窯でつくった竹炭です。竹炭はいっとき「ブーム」になりました。ブームは既存のシステムに対する挑戦という側面もあってひとからげに否定はいたしませんが、その挑戦は大概は失敗に終わります。すると、それは大きな歪みと疲弊をもたらします。
    竹に限らず炭づくりの「ブーム」も何度か繰り返された後、いま、どうするか、どうなるか、という段階なのでしょう。
    まずは机上で統計をみてみようと、いくつか調べた「記憶」があります。現在稼働している島根県東部の炭焼き窯は片手におさまっていたかと。さくらおろち湖のまわりの集落でも、もう長らく使っていない窯がいくつもあります。
    そんななかで、昨年春に火をいれて以来、とまったままの炭焼き窯が、これというわけです。

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    昨日ふと、思いついたのは、洗浄水として使ってみてはどうかということでした。製品も数多くでてはいます。そして、みざわの地名の由来は「御澤」であり、聖水のわきいづる地という由緒をもっています。
    はてさて。
    まずは洗浄水をつくってみたいとおもったまで。

    その昔、木灰を洗濯に使っていたというのは、川で洗濯をしたことのある世代にはかすかに記憶があるのではないでしょうか。私は木灰のアルカリ性が殺菌効果をもつからだと思っていましたが、どうやら間違いのようです。
    竹の洗浄液は、ちょいと以前、ちょうど竹炭のブームの頃、竹炭と塩をいっしょにして洗濯するということが行われていた時からのヒントに基づくようです。
    現在市場にでまわっている製品のサイトをみると、竹炭をくだいたもの+αという製法をもっているところが大半です。

    そして、もうひとつ。竹紙をつくるときの繊維の煮熟には、木灰を漉したものをかつて使っていたのですが、「いや漉さなくても、上澄みをすくうだけでいいのでは。草木染めの人たちはそうしているよ」という助言をいただき、はたと、あぁ、それならばやってみようと考えていたこともあります。

    そう、いま考えている試案は、「竹灰をためた液体の上澄みをすくって、コーヒーを漉す用途のフィルターで漉した」液と、「竹炭を砕いたものを煮沸したあとの液体」を。このふたつを1対1、あるいは1対2の割合で混合したものを使ってみること。

    いっしょにやってみたい人、募集中です。メールなりお電話なりでお問い合わせください。